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コラム

【泣ける】子ども教えてくれた気づき

column-20200723

 

子どもの成長はものすごく早いです。

ほんの少し前まで「おはよう」も言えなかった子が、日々新しい単語を話していく。

この前、誕生日を迎えたので、過去の写真や動画なんかをふりかえったんです。

すると、今と比べるとずいぶん小さく、顔も赤ちゃんのようで、必死に「あー!あー!」と訴えていたりする。

成長のうれしさ、おどろきで感動しつつ、もうこの時代は戻らないのかという寂しさもあいまって泣いてました。

 

それに1つ大きなことに気づかされました。

大人はつい何かを実行する前にゴールをみたり、大きな目標を立てがちです。

例えば、外国語をみにつけるために習い始めたとする。

すると日常会話でも単語数は最低でも1000語必要だとすると、10語、20語覚えたとしても「まだまだ、こんなんじゃダメだ」と思う。それでなかなか覚えられず、どんどんやる気が失われていく。

子どもは違います。

たった1語でも覚えて話すだけで感動します。

話す本人も感動して、うれしくて何度も連呼します。

そして、その感動が次の単語を覚える意欲につながるんだと思います。

だから、1つ覚え始めると2つ、3つ、気づけばかなりの数の単語を話すようになる。

成長サイクルの誕生です。

 

大人はゴールすることが価値と考える。

子どもは目の前の1つのことクリアすることを価値と考える。

何か学習するときにどちらがいいのかは明らかじゃないでしょうか。

 

「目の前のことに集中する」

言い換えると「今、ここにある瞬間に集中し、感じること」

これはマインドフルネスという考え方です。

マインドフルネスは、ストレスが軽減したり、集中力が高まり、精神的な安定をもたらします。

無駄な思考をとめることで、脳の無駄なエネルギーの消耗をおさえるという理屈です。

人は、未来に起こるかもしれないことを想像して不安になったり、緊張したりするし、過去のすでにおわったことを思い出して後悔したり、怒ったりします。

不安になったり、後悔したり、そうすることで現状は何もかわりません。

ただ無駄なエネルギーを消耗しただけです。

そういった無駄を押さえ、今に集中することで子どものようにプラスの成長サイクルが生まれる。

 

大人は考えすぎです。

考えすぎをやめて、目の前のことだけに集中する。

それがプラスの成長サイクルを生み出す。

とても大きなことを気づかされました。

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