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メンタル強化・幸福度UP

正しい「ネガティブ感情」のコントロール方法

2020年11月10日

Negative emotion control

 

こんにちは、心理カウンセラーのJunです。

 

みなさんは、ネガティブな感情を追い払おうとしてがんばったけど、結局無理だった・・という経験はありませんか?

スピーチの前で緊張で呼吸が浅くなってしまい、「リラックス、リラックス」と心で唱えたり、ゆっくり呼吸したり。

親や恋人、家族が思い通りにならずイライラして、おさえようとしたけどモノにあたってしまったり。

こんなネガティブな感情があるときに、追い出そうとしても消えることはありません。

また、本やブログ、動画などで「感情コントロール」に関して解説したものを参考に実践して効果がありましたでしょうか?

きっと、そこまでしている人なら悟ったはずです。

「感情はコントロールできないんだ」と。

 

そう、感情はコントロールできません。

しかも、コントロールしようとすればするほど、その感情を強めてしまう悪循環に陥ってしまいます。

 

では、ネガティブ感情におそわれたときどのように対処すればよいでしょうか?

 

今回は、ネガティブ感情の正しいコントール方法について解説します。

 

ネガティブ感情とは?

まず、そもそもネガティブ感情とは何でしょうか?

 

ネガティブ感情とは「不快感をともなう感情」のことです。

 

ネガティブ感情の種類としては、不安、恐れ、怒り、嫌悪感、罪悪感・・・など、どれも不快感をともないます。

不快に感じるから、その感情を一刻も早く追い出したい!

そう考えるのは自然なことだと思います。

 

ネガティブ感情の重要な意味

では、なぜそんなうっとうしい感情が、私たちの中に存在しているのか?

 

実は、ネガティブ感情は、人間にとってとても大切な役割を担ってきたんです。

 

人類の歴史は10万年あります。

大昔に感じる江戸時代ですら200、300年前ですが、10万年はものすごくながい期間です。

そのものすごく長い期間、人は主に狩猟生活をしながら、「明日を生きるため」の生活をしてきました。

その時代の人々にとって最優先が「生きること」です。

生きるためには、安全を維持することが非常に大切です。

だから、危険をいち早く察知して状況に対処することが必要とされてきました。

この危険を察知したときに生じる感情が「恐れ、不安」といったネガティブ感情です。

人は、ネガティブ感情を強くもつことで、生き延びることができたのです。

逆に危険を顧みずにいたら、サーベルタイガーに食べられておしまいになってしまいます。

そして、死を脅かすことがなくなった現代でも「ネガティブ感情を強く持つ」ことの遺伝子は私たちの体に組み込まれています。

 

実際、人は1日6万回の思考をしているといわれていて、その中の80%はネガティブな思考といわれています。

 

そんな圧倒的に多く、強く遺伝子に組み込まれているネガティブ感情を追い出すことを本を1冊2冊読んだくらいで追い出したり、コントロールすることは断言しますが不可能です。

 

ネガティブ感情がなくなれば幸せか?

ネガティブ感情が強力だから、コントロールができないことはわかった。

でも、「幸せな人」はネガティブ感情ってほとんどないんじゃないか?

それなら、やっぱりネガティブ感情を減らすことはできるのではないか?

こういった疑問もあるかと思います。

 

でも、これは嘘です。

ネガティブ感情がない人間はこの世には存在しません。

一見、ハッピーできらきらしていますって感じの人でも、裏の顔はわかりません。

それに、ネガティブにも利点があります。

・「後悔」は反省し、成長のきっかけを与えてくれる。

・「不安」は警戒し、事前に対策をとって危機を乗り越えるのを助けてくれる。

・「悲しみ」があるから人生の深みが増す。

他にも注意力があがってミスが減ったり、記憶力高めてくれたりと、脳力を上げる効果もあります。

反対にポジティブ思考は、同じミスを繰り返したり、攻撃的になるなどデメリットもあります。

 

それから「幸せ」について考えると、おいしいものを食べたり、リラックスするときに感じる「快感」や「快楽」のことを「幸せ」と考えてる人が多くいますが、「幸せ」は単純な快楽だけでなく、苦労して目標達成したときに感じる充実感や、がんばった結果他人に感謝されたときに感じる感覚も含まれます。

後者の「幸せ」にはそれを感じるまでに「不快感」つまり「ネガティブ感情」をともない、それを乗り越える必要があります。

どちらかというと、後者の幸せの方がより強力な満足感を得ることができます。

 

正しい「ネガティブ感情」をコントロールする方法

いよいよ本題です。

では、そんなコントロールが難しい「ネガティブ感情」に対処する方法があるのか?

 

「ネガティブ感情」は直接コントロールはできませんが、対処することはできます。

 

それは、その不快な感情を避けるのではなく、受け入れることです。

 

不快な感情を避けようとすればするほど、まとわりついて離れなくなります。

皮膚のかゆいところをかけばかくほどかゆくなるようなものです。

 

そうではなく、ネガティブ感情は確かに自分の心にあるものとして受け入れて、ともに歩んでいくという姿勢を持つことです。

 

人の特徴として、「自分の感情=真実」と考える傾向があります。

例えば、梅干しを想像してみてください。それを口の中で転がしてるところを想像してください。といわれるとどうでしょう?

すっぱい感覚が表れたとおもいます。

すっぱいという感覚はあるけど、実際の梅干しはどこにもありません。

事実ではないことをまるで事実かのように反応する仕組みが人にはあります。

 

だから、実際はあなたが不安、恐れ、緊張、嫌悪感など「ネガティブ感情」をもったとして、それは間違っていることだってあるのです。

 

感情は、移り行く「天気」のようなものです。

 

例えば、強い「怒り」を感じる出来事があったとして、そのテンションを1年中ずっとキープできますしょうか?

そんな人は1人もいません。時間とともに怒りの感情は沈静していくものです。

他の感情も同じです。

 

ネガティブな感情は不快です。

だから、一刻も避けたい気持ちは誰でもあります。

しかし、感情は真実ではなく、移り行くものです。

だから、ネガティブ感情を感じたら「あ、いま私はネガティブな〇〇感情を感じている」と考えてみてください。

できれば実際に口に出して言ってみてください。

そうすることで、そのネガティブ感情と距離ができ、一歩引いた視点で観察できるようになります。

 

それから「この感情は私を守るために自動的に湧き出てくる思考なんだ。私を危機から守るために教えてくれているんだ。ありがとう」と感謝を述べるのも効果的です。

 

例えるなら、感情という波の上でサーフィンするように、波に合わせて乗りこなすことです。

不快な感情は絶対に消えることはありません。

未来への不安。「もし、ああなったらどうしよう」

過去への後悔。「あんなことやってしまった、どうしよう」

その感情は、重要ではありません。

一歩引いて、こんな感情をいま感じているなと気づき、まともに相手しないことです。

それに相手するエネルギーをもっと別の有効的なものに使う方が、充実した人生に近づけます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ネガティブ感情の正しいコントロール方法について解説しました。

 

・ネガティブ感情は、人の進化の過程で重要なものだった。

・ネガティブ感情は、幸せになるにも必要なもの。

・ネガティブ感情は、真実ではないし、天気のように移り変わるもの。

・ネガティブ感情は、なくならないので、まともに相手せず一歩引いて距離をとればいい。

 

不安、恐れ、緊張、嫌悪感、罪悪感などネガティブ感情に心を支配されていて悩んでいた方が少しでも楽になるヒントになれば幸いです。

 

以上です。

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