みなさん、こんにちは、心理カウンセラーJunです。
やる気を一瞬で出して、すばやく目の前の作業にとりかかる方法を知りたい。
朝、出社するととりあえずyahooニュースとか見て、コーヒー飲んで、いざ仕事に取り掛かるまでに時間かかっちゃうんですよね。
出社してすぐに作業に取り掛かるにはどうしたらいいでしょうか?
こういった質問にお答えします。
この記事では次のことがわかります。
一瞬でやる気を出すコツ「作業興奮」という手法についてご紹介
それでは内容を見ていきましょう。
目次
3秒でやる気を出す「作業興奮」を使えば集中力は作れる
結論からいいますと、やる気を一瞬で出すには「作業興奮」を使えばラクです。
作業興奮とは何か?
「作業興奮」とは、手先を動かし始めると脳の神経が活発になり集中力が高まり、自然にやる気がおこる仕組みのことです。ドイツの精神科医のエミール・クレペリン(Emil Kraepelin, 1856年2月15日 - 1926年10月7日)が名付けたといわれています。
「取りかかる前は腰が重かったけど、いざやり始めるとラクに作業が進む。」
こんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか?
つまり、やる気をおこすには、やる気がおきるのを待つのではなく、やる気があろうがなかろうが関係なく、とにかく始めることです。
作業興奮をおこすコツ
とはいえ、やる気がないから、その「とりあえず始めることすら難しいんだよ」と思うかもしれません。
実は、作業興奮をおこすにはコツがあります。
それは、超簡単なことから始めることです。
たとえば、パソコンなら単純なデータの入力とか、なにか勉強することなら、すでに知っていたり、難しいと思わない簡単な問題からとりかかることです。
とりかかり始める作業のレベルを可能な限り下げるのがとりあえず取り掛かることができるコツです。
極端な話、やろうとしている作業と全く関係のないことでもOKです。
とにかく、手足を動かし始めることが重要です。
パソコンで、文字入力すると指先を動かします。
指先を動かした瞬間、脳のスイッチがON!になるのです。
「とりあえずする作業」がない方の対策
とりあえず簡単なことから取り掛かるのはわかったけど、とりあえずできる簡単なことがない、という方はどうすればいいでしょうか?
この場合は、手先、指先を動かすだけの目的の作業を事前に作って準備しておくことです。
たとえば、先ほどの例でいうと、朝出社して最初にyahooニュースを見るのが習慣になっている人が、すぐにやる気を出して作業に取り掛かりたい場合。
メモ帳を開き、見ているyahooニュースの記事をタイピングしてみる、なんてことでもOKです。
これは何の意味もない作業ですが、1、2分もすれば完全にやる気スイッチONの状態にかわっています。
身近にできることで、しかも超簡単なことであれば何でもいいので、やる気ないときはこういった作業をしようと準備しておくことが大切です。
1日のはじめに難しい作業はしない
間違っても、難しいと思う作業から始めないことです。
アイデアを出したり、初めてとりかかる作業から、1日の仕事をスタートしようとすると、さっそく指先がとまり、作業興奮状態になりません。
すると、脳のやる気スイッチもONにならないし、作業が思った通りに進まないという二重苦になってしまいます。
そういった難しい作業をするときは、1日のはじめには、とりかかるのが簡単な作業にとどめ、やる気スイッチがONになった作業興奮状態になったと思ったら、その難しい作業に切り替える。
こんな風に対応すれば作業をはかどらせることができます。
まとめ【3秒でやる気を出したいときは「作業興奮」を使おう!】
3秒でやる気を出す「作業興奮」を使えば集中力は作れる、ということで、今回は「作業興奮」についてご紹介しました。
まとめると次の通りです。
・作業興奮とは、手先を動かし始めると脳の神経が活発になり集中力が高まり、自然にやる気がおこる仕組みのこと。
・作業興奮をおこすコツは、超簡単なことから始めること。
・超簡単な作業がない方は、作業興奮用に事前に作っておくこと。
・1日のはじめに難しい作業はNG。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは~